介護→

介護施設で働くライターのブログ

楽しく仕事をすることのメリット

先日、とある利用者さんから「怒ってるでしょ」と言われたことがありました。私は全然怒っているつもりはなく、まあ誘導に従ってくれない利用者さんにちょっとイライラしていたぐらいです。だから「怒ってないよー」と言いましたが、どうしてそんなことを言われたのか気になりました。

こんなに一生懸命に仕事しているのに、こっちの言うことを聞いてくれない利用者さん。それなのに「怒ってる」と言われて本当に怒りそうになりました。

ああ、今日はもいいや!と吹っ切れてしまい。就寝介助なんてどーでもいいっしょ!と笑ってしまいます。寝たい?まだ眠くないでしょ?じゃあ起きてればいいじゃん!とワハハと笑いながら動いてました。

めんどくさいから、パジャマだけ着替えてて!

まだお話したい?いいよー!好きなだけ喋ってなよ!

あー腹減った!

介護拒否が始まった利用者さんにもこんな感じで接しました。「どうしたいの?動きたい?手伝ってもいいけど、俺に手伝われるからには覚悟してねー!」ワハハ!いっくよー!はい、手すりつかんでー!はい立ってー!はい着替えるよー!はい、いれば外して!はい、顔拭くよー!じゃ、寝るよー!

めっちゃスムーズに仕事が進みます。ここには書けないような下ネタを大声で笑いながらしゃべりながら、気が付けばいつもより早く終わってました。

・・・どゆこと?

と考えましたが、これはおそらく声を張ったのが良かったのでしょう。いつもは声が小さく沈み怒っているように聞こえてしまったんです。それは礼儀正しく接しようとしていたからですが、今日は吹っ切れてしまっていたので、単純に声が大きくて聴こえやすかったんです。

そう気づくと、大先輩がたの声が大きくて、ちょっと乱暴なのも納得しました。これからは大きく、そして自分らしく楽しい声で行こうと思います。